楽天保険ってネット販売だけじゃなかったんだ
どうやら僕は大きな勘違いをしてたようだ。楽天保険ってネット販売だけだろう。だから人件費がかからない。イコール割安なんだろうと。
ところが実際は販売員がいて電話で勧誘を受けた。正確には楽天から代理店の紹介を受けた。
病気のリスクは誰にでもある
去年末の健康診断の胃カメラで胃がんの疑いをかけられてしまった。胃のサンプルをとり組織検査を行うとの事で2週間の結果待ちだった。その2週間は正直仕事が手につかなかった。自分の父や爺さんも胃がんで亡くなっているので、遺伝的なモノもあり、とうとう来たかと覚悟した。
事情を社長にも説明していたのだが、忘年会で〆のスピーチを振られた時はイラっとした。俺に振るか?「今年も無事に」って言えるわけないやろ!と思ったが平静を装って〆の音頭をとった。
2週間後、電話連絡で「大丈夫でした」と言われた時は、ほっとしたのと同時に肩透かしをくらった気分だった。
そういう事もあって今入っている保険の事などを確認していると、楽天からメールが入っていることに気づいた。楽天カードのゴールド会員以上限定で、無料プレゼントされる楽天ミニ保険だった。1年間だけの小さな保険だが、無料なので別に損はないかと思い、気軽に申し込んだら、それが保険に関心がある人の抽出だったようで、勧誘の電話がかかってきた。
最初は楽天から電話があり、条件が良ければ楽天保険に乗り換えてもいいかな~ぐらいには思ってたので、ノリノリで話を聞いていたら、「代理店の方からいついつ電話しても大丈夫ですか?」と言われた。
ん?代理店?じゃ今まで話してたあんた誰?
と思いもしたが、乗り換え自体には興味があったので代理店からの電話を受けることにした。
代理店の方から電話があり一通り話を聞いているうちに、対面での説明をさせてください。となったのだ。
勧誘では無いというアピールがすごい
最初は、「商品の説明ではありませんので~」という前振りで一般的な病気のリスクの説明から始まった。「こんな病気のリスクがありますよ。こんなに高額な治療費になることもありますよ~。」と。
今僕が入っている保険の解説やその弱点、現在のがん治療の傾向、入院日数の短期化により入院費補助よりも一時金の有用性など、あくまでも相談に応じているスタンスだった。「商品の勧誘では無いのでと。」
乗り換えのために比較検討したかったし、勧誘では無いというアピールがすごく、長々と続くのでこっちから商品説明をせかした程だった。
内容に関しては公式を見た方が早い
前もって電話した時、「自分の保険の条件は胃癌等に備える事とそれ以外は最低限」と言っていた自分に対して提案された商品の、他所と比較してアピールされた点は、入院費補助の日数が長い点。他社が通算120日程度なのに対して、楽天は1095日と長い点のようだ。その分1日あたりの金額は他社と比べて安いようだが。
癌治療の短期入院は一時金で、プラス長期入院への対応も、という商品の特徴らしい。
細かい金額は保険料によって変わってくるので興味がある方は公式ホームページで見積するなり調べた方が早いと思う。
楽天保険はお勧めできません
現在入っている保険との比較をしている最中、自分が今気にしている懸念点で、健康診断で「胃がん」の疑いがあった事以外に、「逆流性食道炎」の要治療と診断を受けた事を話すと流れが変わった。
胃がんの疑いの方は結果的に大丈夫だったので問題なかったのだけど、「逆流性食道炎」の要治療の診断を受けている状態だと、食道癌はおろか、胃癌、十二指腸癌まで適応外となるらしい。
意味が無い。胃がんに対応できないなら乗り換える意味が無い。
この時点で2時間近く話をしていたので、乗り換える気満々でいたのだが、向こうから言いにくそうに言われた。
「乗り換えはお勧めできません」と。
楽天保険の商品は悪く無いと思う。
販売員も楽天の社員じゃないので直接的には楽天の批評にはならないが、少なくとも自分に応対してくれた代理店の方は頑張ってくれた。入院日数の説明の時などは手作りの積み木を用意して説明してくれた。
なんか逆に申し訳なくなり、〆の世間話を始めるとそこから話が30分続いた。
楽天保険の代理店制度
楽天保険は他の大手保険会社と違って社員ではなく代理店制度という仕組みで法人や個人事業主の方が勧誘活動を行っている。違いは、楽天の社員ではなく個人事業主等で給料が発生しない所。完全な歩合制で、契約が取れてそれが続く限りインカムが積みあがる。
実際自分と面談した方は副業で個人代理店をやられてる個人事業主の方で、本業が終わってからの夜の対応だった。
「Zoomで説明会もやっているので興味があれば是非」
今やいろんな副業がある。大副業時代だ。
人と話すことが好きな人、子供のころ積み木が好きだった人には是非楽天保険個人代理店をお勧めする。
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